私立TBC気象台

TBC気象台日誌

05月10日(月)
『異臭騒ぎのキーワードは「逆転層」』
 今月6日の夕方から夜にかけて、仙台市周辺で「異臭がしている」との情報が、相次いでTBCに寄せられました。その異臭とは、
○プラスチックがとけたようなにおい
○ビニールが燃えたようなにおい
○ろうそくのにおい
で、主に海岸に近い地域で感じられました。

 過去にも何回かこうした騒ぎがありましたが、いずれの場合も原因は特定できていません。
 しかし、上空が暖かく地上が冷たい「逆転層」ができたことで、においが地表付近に留まりやすかった状況は指摘できます。今月6日も海から冷たい風が流れ込んで、逆転層ができやすくなっていました。冷たい空気は重いために、地上と上空との間の対流は抑えられ、その分においも留まってしまうわけです。
 今年は宮城県沖の海水温がかなり低い分、逆転層ができやすくなっています。においを吸ったことで、頭が痛くなったり気分が悪くなった方もいますので、においに敏感な方は特にご注意下さい。

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