Personal


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粟津ちひろ 毎日がちひロードショー!
粟津ちひろ


誕生日
1988年11月7日(「いいな」の日)
出身地
岩手県北上市
血液型
「あわつ」のイニシャル、 A型です(大雑把なので意外だと言われます)
担当番組
■ラジオ
・歌のない歌謡曲
(月〜金)あさ7:00〜

・ロジャー大葉のラジオな気分
(火)13:00〜16:00 
ラジオカー

・ランチボックスL
(木)ひる12:10〜


趣味
・ピアノ
・人間観察
・ドラマでよくあるシーンを再現
・気合い入れた時だけ動画制作
今、興味のあること
・鼻声の仕組み
・「最近何か面白いことありました?」と人に聞くこと
・アナ部の会話
得意ジャンル
・長時間の移動→寝る
・モノマネ
・ドラマシーン再現
好きなタレント、芸能人
イケメン…西島秀俊さん
イケ子…綾瀬はるかさん
私の好きな・・・
・映画
中学生のころから、ずっと新海誠作品が大好きです。

他、
「耳をすませば」
「時をかける少女」
学生ものがお気に入り。 学生のあの「未完成」の中に秘められた輝きが好きです。


・食べ物
白米、チョコレート、マンゴー、いちごタルト、アボカド、ねぎ、ブロッコリー、ハンバーグ、
お気に入りの場所
・ディズニーランド・シー(本当に大好き)
・駅の改札口周辺(雑音が好き)

私のよく行くお店
少しずつ、知り合いのお店が出来てきました。
私ってこんな人です
・一喜一憂激しいです。
・ノセられるとノリノリになります。
・そうして少しだけ調子に乗る時があります。
・10代の青春時代をふと思い出し、遠い目をすることが多くなりました。
・可愛い人が好きです。顔の細部まで見ています。

『天気の子』
2019/07/24

わたしの「好き」には2種類あって、陽と陰があります。
“陽”の好きは、自ら積極的にアピールしたい、他の人と共有していきたい、そういう「好き」です。
一方、“陰”の好きは、自分一人の世界の中で完結したい、自分だけで味わいたい、そういう「好き」です。

新海誠監督の作品は、本来「陰の好き」に属するのですが、「君の名は。」以降は、皆で共有することが多くなってきました。
…が、なぜか、皆と話した後には、恥ずかしい気持ちになるというか、少し後悔するというか…
変な気持ちになります。
それはなぜか、吐きそうになるほど好きだからです。(笑)

ですが、きょうはこの気持ちを記しておきたく、書くのです。
(書いている間、吐かないようにしなきゃ…。)


早速観てきました、最新作「天気の子」。
観賞には非常にエネルギーが必要で、どっと疲れたというのが正直なところ。。
観た直後、歪んだ顔で「おぉぉ…うぅぅ…」と唸るだけが精いっぱい。本当に。(笑)
容易くなにかを言える状態ではありませんでした。

良かった、とか、つまらなかった、とか、白黒はっきりつけるようなそういう次元ではなく…
どう表現したらいいか迷いますが、ようやく自分の中から絞り出せた言葉は、

「新海さん、あの人すごい…。」

この一言でした。
それが精いっぱい、かつ、まわりまわってしっくりくる言葉でした。

本当にただのイチファンとして、素直な感想を申し上げます…

■とてつもないエグさが残った
新海さんの作品を観た後はいつも、どうしようもないやるせなさに苛まれるのですが、(それは作品によって少しずつ性質の違うものですが)
今回はそれが最上級のように感じました。
それはどこからやってくるのか。
ストーリーそのものを越えた先から見えてくる、新海さんの爆発的なパワー、メッセージ性が、あまりに大きく残酷すぎたからでしょうか。
いや、残酷と言ったら、言葉のイメージが悪すぎますね。
何かを確実に「突きつけられた」気がしたのです。
いま生きている自分の世界、身近な社会について、目に見えぬ彼らはいったい何者だろう、と、答えの出ぬ疑問を投げかけては現実に戻り、の繰り返し。
答えが出ないということは、ぶつけようがありませんので、
それはそれはやるせなくなります。
わたしの中で "やるせない"がレベルアップすると、
"エグくなる"のかと。(笑)

とはいえ、ただのエグさではなく、
圧倒的に美しい風景画やRADWIMPSさんの心情溢れる音楽とともに突きつけられるため、エモーショナルなエグさへと変化していきました。
でも、その交わらない感情がわけわからなかったりして、エネルギー消費に繋がりました。(笑)

■「“目に見えぬもの”に抗う何か」の表現をした新海さんのすごさ
あくまでイチファンとしての感想です。
よく、この物語を描こうと思ったなあ、と…。(すみません、素直な気持ちです)
新海さんは、少年少女の淡い物語を作品で描かれることが多いですが、
その中で、どうしようもない運命、目に見えぬものに抗いながら生きる必死さ、というものもわたしはよく感じます。
もちろん今回も、その部分は感じました。
一貫して新海さんの作風はあまり変わってはいないと思うのですが、
今回はとても意外な描き方でした。(そのあたりが、賛否両論を招く、とご本人がおっしゃる部分なのでしょうか。)

しかし、どんなに描きたいテーマがあったとしても、製作途中で様々な人の手が加わり、当初考えていた作品と、舵取りを大きく変えることもあるでしょうから、そういう意味でも、この物語の着地点がものすごいなと。
これをよく物語にして、言葉にして、観客に提供しようと思ったなぁと…すごすぎます。(すみません、素直な気持ちです。)
どうやったらこうなるんだろ。

■あの頃に感じた感情を探す旅
老若男女に支持されている新海さんですが、特に10代からの支持は圧倒的だと聞きます。
もしわたしが10代でこの作品を観たら、観てしまったら、とんでもないことになっていたかもしれません。(笑)
いや、大袈裟かもしませんが、そのくらい、多感な10代に与える影響は計り知れないだろうと。
そして、彼らの年頃でしか感じることができない、とんでもないエネルギーが作品中に散りばめられていて、
「僕たち、私たちが感じるこの気持ちは間違いじゃないんだ」と肯定してくれる要素もあります。(と思います。)

しかし一方で、大人はどうでしょうか。
頭の中が「?」だらけとか、もしかしたら違和感だけが残るとか。
「へっ、この展開、ちゃんちゃらおかしいよ」と冷めた目で観るかもしれませんし、
それはそれで至って普通の大人の感覚なのかなとも思います。
あの頃にしかわからない情熱は、いつのまにか、常識にとらわれた閉塞的な世界の中で生活していくうちに手放してしまうことが多いので(わたしもそう)、
その純粋無垢な情熱と久々に再会したような感覚に陥りました。
と同時に、なくした感情としっかり向き合わなきゃ、という気持ちも沸々と湧きました。
(一社会人としては、常識を考えることは当たり前なんですがね、たまにはこんな感情になるのも良いかと。)


もし、世の中が一斉に、同時刻に、この映画を見たとしたら、

今まで出さなかった結論を出す人がいて、
今まで言わなかった言葉を口にする人がいて、
今まで観たこともなかった景色を求める人がいて、

良くも悪くも、世界のバランスが少しだけ崩れてしまう、世の中がこれまでと少し違う方向に進んでしまうんじゃないかってほど、そのくらい爆発的なパワーを秘めた映画のように感じました。

すごいなぁ、新海さん。そしてスタッフさん。
それだけです。

…と珍しくも、自分が「吐きそうになるほど好き」について語ったらとんでもない文量になりました。(笑) 
吐くほど好き、という感覚が分かる方がいましたらご一報ください。←今のところ誰も理解は示さない。(笑)

   


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